インナーマッスルのトレーニング方法

「正月休みの間ウチでインナーマッスル鍛えた方がいいですか?」というようなご質問を受けたことがあります。

それに対するワタクシの答えは「インナーマッスルなんて今言わないっすよ」。

こういうと「何言ってんのこの人、しろーと?」みたいな顔されることありますけど、しかし実際、例えばインナーマッスルの代表的な肩のローテーターカフの「棘下筋」は背中の”アウターマッスル”の僧帽筋と広背筋の間に直接見えます。外から見えるんならアウターマッスルじゃないですか!

今ではインナー、アウターではなく「モビリティーマッスル」とか「スタビリティーマッスル」などのような呼び方をすることもありますが、どんな呼称にしろ見えるか見えないかではなく「どのような機能の筋肉か」で分けるのです。しかもスタビリティーマッスルとして機能する筋肉が時にはモビリティーマッスルとして機能する事もあるしその逆もあります。今まで「インナーマッスル」として扱われて来た筋肉はだいたい「スタビリティーマッスル」として機能します。

ではそれらのスタビリティーマッスルのトレーニングは、というとあるにはありますが基本的にスタビリティーマッスル、モビリティーマッスルがそれぞれ単独で働くということはありません。例えばベンチプレスをすれば大胸筋や上腕三頭筋がモビリティーマッスルとして機能し、ローテーターカフがスタビリティーマッスルとしてどちらも働くのです。マシンよりフリーウエイトをすすめる理由はこういう所にもあります。

台東パーソナルトレーニングルームKINYOではフリーウエイトで、「インナーマッスル」もしっかりトレーニングできますよ!
→ローテーターカフのトレーニング方法