水分補給は冷やすか常温か

水分補給には文字通りの「水分の補給」だけが目的ではありません。糖分を含めてエネルギー補給もそうだし、さらに「身体を冷やす」と言う目的もあります。

特に暑い時期に激しいトレーニングを行なうと体内温度が40度近くにもなることがあります。こんな時は冷えた水分をとることで身体を内部から冷やすことが大事です。なのでドリンクは5度から15度に冷やしておくことが理想です。あるいは先日のの記事に書いたようなアイススラリーなどがよいでしょう。

しかし一方「冷たいものを飲むとお腹をこわすから良くないから常温がよい」と言う声も聞かれます。しかしよく考えてみてください。暖かいものでもお腹をこわすことはあります。常温だと菌も繁殖しやすくむしろ怖いような気もします。

つまり冷たいからお腹を壊すのではなく「飲み過ぎ、食べ過ぎ」がお腹をこわす大きな原因だと思います。

ただし今まで暖かいものしか飲んで来なかった時、たとえば暑熱馴化の時期にいきなり5度まで冷やしたドリンクを飲むとお腹を痛める可能性はあるので注意が必要です。

COACHING CLINIC (コーチング・クリニック) 2020年 7月号 / コーチングクリニック(COACHING CLINIC)編集部 【雑誌】

価格:980円
(2020/6/4 21:43時点)
感想(0件)