HIITとサーキットトレーニング違いとは


ここ数年よく聞くようになった「HIIT」と従来の「サーキットトレーニング」は似ているようでかなり異なります。方法も違えば目的も異なります。

サーキットトレーニングは、腕立て伏せ、スクワット、腹筋、その他主に筋トレの種目を1セットづつインターバルなしで続けて行ない「筋持久力を含めた全身持久力」を強化するのが目的です。1セットの回数は、だいたい「30秒間全力で反復できる回数の半分」が目安です。

ではHIITはどのようなトレーニングかというと、以前にも記事で書いている通り「高強度の間欠的トレーニング」で、筋肉ではなく心肺に負荷をかける持久的運動を「20秒間全力で動き10秒間休むを6から7回繰り返す(タバタプロコトル)」トレーニングでかなりハードできついトレーニングです。これによってハイパワーを繰り返すための回復力と全身持久力と同時に高める効果があります。

サーキットトレーニングは今となってはやや中途半端なトレーニングになりがちです。筋トレの種目をHIITにとりいれることもできるので、目的によってどちらの方法でトレーニングを実践するか考えると良いでしょう。