前ももに効かすスクワットで筋力バランスを向上しよう



普段やってるスクワットやデッドリフトでハムケツぱかり意識している人は、たまには前もも大腿四頭筋もきたえよう!

筋肉には「筋力バランス」というものがあります。例えば太ももの場合、前部の大腿四頭筋の筋力が強すぎると前のめりになりやすかったり、以前の記事にも書いたように裏ももハムストリングスが肉離れしやすくなったりします。

逆に大腿四頭筋が弱く裏側のハムストリングスが強すぎると、後に倒れやすくなったり上手く立ち上がれなくなったりします。「大腿四頭筋:ハムストリングス」の筋力比が「3:2」くらいが理想だと言われています。

では前もも大腿四頭筋にスクワットでより効かす方法とは。てっとりばやいのは、より深くしゃがみ込む「フルスクワット」です。ももが地面より平行よりもさらに低くなるようにしゃがみ込む事で、膝の稼動域が大きくなり大腿四頭筋への刺激が大きくなります。股関節の稼動域も大きくなるのでハムケツにも効き、筋力バランスのトレーニングとしても最適だと思います。

さらにハムケツよりも前ももにより負荷がかかるスクワットの方法としては「フロントスクワット」がおすすめです。シャフトを首の後ではなく前に担ぐスクワットで、しかも膝の前後移動も大きくなのがちなので通常のバックスクワットよりも難易度は高くなります。

しかし上手くなると、バックスクワットよりも軽い重量で大腿四頭筋をパンパンにできます。フルスクワット後の補助種目として取り入れるのがおすすめです。