ブルガリアンスクワットでハムケツに効かせるポイントとは



ヒップやハムストリングスのトレーニングとしてブルガリアンスクワットを取り入れているけど、なかなかハムケツに効かない!という方。

まずハムストリングスに効かすには、前足の位置で何処に効かすかを調節しますが、前方に出し過ぎると膝伸展が強調されて前ももの大腿四頭筋を使ってしまいます。逆に手前に引きすぎても、膝が前方に出過ぎて曲げ角が大きくなりやはり大腿四頭筋を使ってしまいます。

なのでハムストリングスに効くように前足のポジションを微調整する必要があります。さらに股関節の柔軟性や骨盤角度でも変わってきます。

どうしてもうまくポジションを決められない場合は「ランジウォーク」をやってみよう。ハムストリングスに負荷がかかるタイミングで立ち上がるトレーニングをランジウォークでやってみるとポシションが自然に決まることがあります。

そしてヒップ大殿筋に効かすには。残念ながらブルガリアンスクワットで大殿筋を発達させるのはほぼ無理ではないでしょうか。「ひやヒップにがっちり効いてます!」という人もいるかもしれませんが、片脚でスクワット動作をする時に負荷がかかってくるのは大殿筋ではなく中殿筋だと思います。中殿筋が筋肉痛になってくると臀部全体に効いてる感じがしますが、大殿筋をきたえるにはブルガリアンスクワットでは負荷が軽すぎます。他にもっといい種目もあります。

中殿筋にピンポイントで効かすにも他にもっといい種目もあるのでKINYOではハムケツメニューとしてブルガリアンスクワットはあまりとりいれていません。別の目的でとりいれることはあります。