なぜ減量でも糖質が必要か



ダイエット中でも食べたい、食べてしまうのが、糖質や炭水化物です。

そんなに糖質は食べてはダメな物なのか?そんなことはありません。むしろ食べる必要があります。

まずエネルギーとして絶対に必要なものです。体を動かす、生命を維持するために必要なエネルギーは脂質と糖質、タンパク質ですが、どれか1つ欠けても体に支障をきたします。

例えば脂質をエネルギーにするためには糖質も必要です。糖質がないと脂質をエネルギーに変換ことができないので、不足するときは筋肉のタンパク質をアミノ酸に分解しそれを糖質として利用します。脳のエネルギーも基本的に糖質です。

さらに筋肉は「糖質エネルギーのタンク」でもあります。糖質を「グリコーゲン」という形に合成して筋肉内にストックするのです。またグリコーゲンは水分もセットで筋肉内に引き込まれるのでそれによって筋肉が太く膨らんでいきます。なので「筋肉つけるにはとにかくタンパク質!」ではなく糖質をしっかりとる必要があります。

ところがその糖質タンクである筋肉が使われないと、筋肉内のグリコーゲンが使われないため貯蔵能力も落ちていきます。その結果、食べた糖質が筋肉内にとりこまれず脂肪に合成されてしまうのです。そこで筋トレをして筋肉の「糖質タンク」を活性化させよう!とうことになるのです。