シングルセット法とサーキットトレーニング

KINYOのトレーニングでは、最初はマルチセット法という、例えばベンチプレスならベンチプレスだけ数セット続けて行ない、その次別の種目を数セット、という方法で行ないます。

以前にも記事に書いたことはありますが、マルチセット法は、初級者のうちのフォーム作りや筋肉に刺激を入れて行くのに適しています。さらに筋肉増量を目指す場合にもマルチセット法が適しているでしょう。

一方減量目的の場合は、マルチセットである程度フォームをマスターして筋力レベル、体力レベルが向上した段階で、1セット毎に異なる種目を行なうシングルセット法を切り替える場合もあります。シングルセット法は、1セット毎に異なる部位の種目に移るのでレップ中に前種目の疲労回復させることもできます。そのためインターバルも短めにセットをこなすこともできます。

ただシングルセット法でインターバルをあまり短くしてしまうと「サーキットトレーニング」になってしまいます。サーキットトレーニングは本来中負荷以下の軽めで行い持久力向上をねらいますが、「中負荷以上で筋肉を刺激しつつミトコンドリアも増量」みたいな欲張り効果をねらうのもみいいと思います。